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「Gマーク取得のために」という堅苦しいバナーをクリックされたあなた。
「安全のため(営業のため)、わが社はGマークをとるぞ!」
と意気込んでいる運送会社社長でしょうか?
あるいはその社長からお願いされ(命じられ)Gマークのための準備を進めている運行管理者でしょうか?
やる気溢れる理想の社員
このページを開いて熟読する方が全国で何名いるのか分かりませんが、
Gマークを取ろう
という(強い)意志が無い場合には、戻ることをおすすめします。
なぜなら、これからGマークのための説明をしようと思っていますが、どうやっても、堅い話が続くからです・・・。
笑える小話でも、泣ける感動話をするわけでもありませんので、それらをご了承のうえご覧ください。
話がつまらなくっても、それは私のせいじゃないんです。
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第1回
Gマークの点数
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「Gマーク合格した!」「不合格だった・・・」
などの言葉が出るように、Gマークは誰でも取れるわけではありません。
運送会社の資格みたいなもので、点数が付けられて合格点以上でないと取れません。
その点数内容ということで、Gマークの申請案内を見てみると、

はい、漢字や文字がいっぱいで逃げ出したくなりますね。
大丈夫です!
怖いのはパッと見だけです。一度分かると難しくないです。
100点満点で、80点以上取れれば合格です。
とでも、今は覚えておいて下さい。(他にも、社会保険に全員加入とか認可申請やらが適正かとかありますけど)

まずは、①安全性に対する法令の遵守状況(40点)
イラストが見つからないので、写真・・・
こちらは、私たち適正化(実施機関)の巡回指導結果(あと運輸安全マネジメント取組状況)になります。
営業用ナンバーを持っている運送会社には、私たち適正化指導員が定期的に巡回指導を行っています。(・・・やってますよね?)
その巡回指導の結果が、約40点満点ですよ、ということです。
巡回指導の内容については、直近の巡回指導の結果を参考にしていただければ良いと思います。
ちなみに基準点数というのがありまして、この40点満点中、32点以上でないと他がどんなに良くても不合格になってしまいます。
毎年、この32点を巡るドラマがあったりなかったり

②事故や違反の状況(40点)

これは運輸行政(運輸支局など)から処分を受けていると減点されてしまいますが、事故や違反が無ければ40点取れます。
ちなみに適正化指導員の巡回指導は監査ではありませんので、ここで減点にはなりません。

③安全性に対する取組の積極性(20点)

20点満点です。他と比べると配点が少ない・・・と油断してはいけません。
これがおそらくGマークの一番手間と時間がかかる部分です。
いわゆる全日本トラック協会(全ト協)による「書類審査」というやつです。
これは会議議事録やマニュアル、参加研修の内容資料など、(凶器になり得るほど)分厚い書類を用意し、Gマークの受付の時に提出しなければいけません。
※Gマーク受付 例年7月1日から14日(土日除く)
ここまで多くはなりません(笑)
その内容も、2,3日徹夜すれば出来るようなものではなく、計画的にやっていないと出来ない書類ばかりです・・・。
Gマーク説明会で一番質問が多いのが、この③安全性に対する取組の積極性なので、説明していきたいと思います。
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第1回 Gマークの点数 |
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第2回 自認事項11項目・・・の前に |
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第3回 項目1.事故防止対策マニュアル |
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第4回 項目2.安全対策会議 項目4.運転者研修 |
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第5回 項目3.荷主企業、協力会社又は下請会社との安全対策会議 |
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第6回 項目5.外部の研修機関、研修会 |
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第7回 項目6.適性診断(一般) |
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第8回 項目7.安全運行につながる省エネ運転 |
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第9回 項目8.運転記録証明書 |
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第10回 項目9.グリーン経営やISO 項目10.輸送の安全に関する表彰 |
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第11回 項目11.その他輸送の安全に関する~高度な取り組み |
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お問合せは、
一般社団法人 神奈川県トラック協会内
神奈川県貨物自動車運送適正化事業実施機関
✆ 045-471-5877まで、お問い合せください。 |
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厳正かつ公正な評価で、「安全性優良事業所」は認定されています。
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